みなさんこんにちは。
アラフィフ妻子持ちなのに公務員を辞めて無職になったすおいです。
仕事辞めたいけど、言い出すタイミングはいつ頃が正解なんでしょうか?
退職を切り出すタイミングって難しいですよね。
辞める1〜3ヶ月前に会社に伝えるのが一般的だと言われていますが、本当のところはどうなんでしょうね?
タイミングもわからないですが、一番最初に誰に伝えようとか色々考えて頭がぐちゃぐちゃになってます。
そして考えることをやめた。。。
思考が停止してしまって、退職がズルズル延びてしまっている人も多いかもしれませんね。
今回は私が警察を辞める時の切り出したタイミングや、切り出した相手などについてお話しします。
【退職を切り出すタイミング】法律上と一般論
法律上は14日前に退職を申し出ればOK
期間の定めのない雇用、つまり正社員として雇われている一般的な正社員の場合、労働者はいつでも退職を申し出ることができます。
引用元:日本法令
また、会社の承認がなくても、民法(明治29年法律第89号)の規定により退職の申出をした日から起算して原則として14日を経過したときは、退職となります(民法第627条第1項)。
ただし、期間の定めのある雇用、契約社員などの場合は別です。
雇用契約を結んでから1年以内は、やむを得ない事情がないかぎり退職できません。
たった14日前でOKって、なかなか意外な事実ですよね。
パワハラとかどうしようもない状態であれば、14日でもかなり長くて辛いかもしれませんが、そうでなければ辞めるための準備とかもあるので、14日だと「もうちょっと時間欲しかったなぁ。」ってなるかもしれません。
ただし、会社によっては就業規則で退職の申告時期が定められている場合もあるので確認しておきましょう。
一般的には1〜3ヶ月前に退職を申し出る
辞めまぁ〜す。バイバイさよなら〜。はい、終わり!
と言うわけにはいきませんよね。
社会人ですから、最低限の引き継ぎ or 申し継ぎはしておかないとです。
それに、有給休暇があれば辞める前に取っておきたいですから、退職を切り出すタイミングは重要です。
やはり14日前となるとギリギリになっちゃうかもなのでもう少し余裕を持ってもいいかもです。
有給休暇を会社が買い取ってくれるならそれも良いですが、私(公務員)の場合は買い取りはやっていませんでしたので、有給(年休)を取ることを渋られれば
「じゃぁ、年休買い取ってくれるんですか?」
って言うつもりでした。(笑)
【私の場合】 約2ヶ月前に切り出した。
切り出しから退職までの大まかな流れ
- 『2024年12月31日に退職する』ことを決意したのが、2024年3月末です。
- 『職場で退職を切り出した』のが11月4日(退職の58日前)
- 『年休消化スタート』が11月21日(退職の41日前、切り出してから17日後)
- そして、12月31日に退職
でした。
退職を切り出すまでにすること
退職を考える理由を明確にすることが重要
私の場合はいくつかの理由が重なった結果、我慢の限界に達して退職を決意したのですが、
例えば. . .
- 今更だけど仕事が合っていなかった。
- 経済的安定より精神的安定が欲しかった。
- 家族との時間が少ない。
- 妻が妊娠中に異動させられた。(2回)
- 異動の際、せめて現状との変化を最小にするため応募した公募ポストを揉み消された。
- その結果妻の状態が悪くなり死産。
- その直後に遠方(片道2時間)へ異動させられた。
とかですかね。(このくだりも別で記事にしてみるかもです。)
私の場合は退職を決意する最後の一押しは完全に冷静さを失い、感情に流されての決断だったかもしれませんが、冷静に自己分析をして退職後の計画を立てて、イケると判断できてからの方が良いと思います。
在職中に就職活動が出来るなら、再就職先を決めてからがいいかも。(※雇われ希望の場合ですが。)
業務の確実な引き継ぎ
退職を切り出すまでの間に、担当していた業務(調べ官をしていた事件)を全て終わらせて、その他の業務と申し継ぎ事項などをペーパーにまとめていました。
退職を切り出した後、長引きそうな仕事(調べ官)を私には割り振らないように上司が配慮してくれたので、引き継ぎ関係は問題はなかったです。
切り出す時間帯
私は三交替勤務(交番)だったので、
- 朝一の勤務指示直後、配置前に話す
- 日中に係長(ブロック長)のいるBOXへ行って話をする
- 深夜帯にミニパトで係長と警らに出た時に話す
- 仮眠時間に話す
- 明けの早朝に係長のBOXへ話をしに行く
- 勤務交代がかかり本署に戻ってから話す
などのタイミングを考えていました。
9月下旬くらいからソワソワしてこれらのタイミングを見ていたのですが、なかなか係長と二人になれないのと、二人になるタイミングが来てもいつ110番が入るかわからない状況なので、話している途中に通報が入って中断するのも嫌だなぁと思い勤務中には言い出せませんでした。
なので、明けに本署で切り出そうと考えました。
しかし、これもなかなか難しかったです。
やはり話の内容からして二人で話したいのですが、明けの本署はワイワイガヤガヤ明けの勤務員が集まって書類作成していたり、反対番と引き継ぎをしていたり、当の係長が決裁やタバコでいなくなったりするんです。
結局、明けの朝イチに自分の交番から係長に電話して
「本署に戻ってからお話ししたいことがあるので、少しお時間とっていただけませんか?」
とアポを取ってやっと話ができました。
最初はアポを取るとか大袈裟なことはしたくないと思っていましたが、アポを取ることで係長も「普通の話じゃないな。」と察してくれたので、結果的には一番良いやり方だったと思います。
最初、誰に切り出す?
また、一番最初に誰に切り出そうか?と言うのも結構悩みました。
私の場合、直属の上司にあたるブロック長(係長)に言うか、その先の課長(警部)に言ってしまうかの二択でしたが、やはり最初に直属の係長に話をして良かったと思います。
係長に話した後すぐに、係長が「課長には話してるの?まだやったらこの後一緒に話しに行こうか?」と言ってくれて、とてもスムーズに課長に伝えることができたからです。
これは当時の私の上司がとても良い人だったからですけど。(感謝)
やはり、直属の上司を飛ばすのは(自分のためにも)良くないと感じました。
ややこしい上司で言いたくない場合は、余計に飛ばすのはNGかもしれません。
(※あとで色んな形で嫌がらせをされそうだから。)
まとめ
退職を切り出した後も暫くは職場に行く必要があります。
有休消化中にも引き継いだ仕事の関係で連絡が来ます。
手続きの関係の連絡も来ます。
退職後も職場に連絡する必要が絶対にあります。
これらのことを考えると、どんなに嫌な職場だったとしても出来る限り「円満風の退職」を目指すべきです。
喧嘩別れ退職の場合、郵送で対応可能なことでも「会社まで取りに来てください。(持ってきてください。)」と言われるかもしれませんし、些細なことで何度も連絡して来られるかもしれません。
なので、退職を切り出す時は、
- 退職理由を冷静に整理しておく(退職理由は絶対に聞かれるので説明する必要あり)
- 切り出す相手は直属の上司がbetter
- 切り出す際はアポを取り時間を取ってもらう
ようにした方が良いです。
円満風な退職を目指し、人生の新たな一歩を踏み出すために勇気を持って行動しましょう。
『行動しないと成果は無い!』
⬅︎ To Be Continued.